日本橋川は神田川から分流し、日本橋の下を流れ、隅田川に注ぐ川です。
江戸時代、物流の手段は水運が中心でした。
馬の背による輸送力よりは、舟の輸送力が勝っていたことがその理由です。
現代の我々は忘れがちな事実ですが、河川を利用した輸送が盛んに行われていたのです。
江戸時代の日本橋界隈の繁栄は、この川によるところが多いと思います。
川面からの風景に、江戸の痕跡を探ってみたいと思い、10月の晴れた休日に出かけました。
写真は日本橋川から隅田川に出た船からの眺めです。
前方に、石川島、佃島あたりの高層マンションが立ち並びます。
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