千山万岳・・・松本から [只今出張中]
『春、西方のアルプスはまだ白い部分部分が多かった。
三角形の常念岳がどっしりとそびえ、その肩の辺りに槍ヶ岳の穂先がわずか黒く覗いていた。
島々谷のむこうには乗鞍が、これこそ全身真白に女性的な優雅さを示していた。
朝、アルプスに最初の光が映え、殊に北方の山々は一種特有のうす桃色に染まるのであった。』
季節は異なりますが、北杜夫の「どくとるマンボウ青春記」の一節です。
三角形の常念岳がどっしりとそびえ、その肩の辺りに槍ヶ岳の穂先がわずか黒く覗いていた。
島々谷のむこうには乗鞍が、これこそ全身真白に女性的な優雅さを示していた。
朝、アルプスに最初の光が映え、殊に北方の山々は一種特有のうす桃色に染まるのであった。』
季節は異なりますが、北杜夫の「どくとるマンボウ青春記」の一節です。
先週、松本へ出張していました。
アルプスの山々は、既に白くなっています。
北杜夫は旧制松本高校の卒業生です。
出張から帰る日、電車待ちの時間を利用して松本高校の跡を訪ねてみました。
表題の「千山万岳」は土井晩翠の作詞による松本高校の寮歌です。
アルプスの山々は、既に白くなっています。
北杜夫は旧制松本高校の卒業生です。
出張から帰る日、電車待ちの時間を利用して松本高校の跡を訪ねてみました。
表題の「千山万岳」は土井晩翠の作詞による松本高校の寮歌です。