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上野で北斎を見る [東京散策]

葛飾北斎 001.jpg

信州は小布施、枡一市村酒造のお酒を頂きました。
アメリカの女性、セーラ・マリ・カミングスが取締役を勤めるユニークな酒蔵のお酒です。
そんなこともあって、話題の多い酒蔵です。 
辛口で、呑兵衛には、うれしくなるような味わいのあるお酒でした。

ところで、この市村酒造は江戸時代から続く酒蔵で、葛飾北斎と繋がりがあります。
第12代当主鴻山は北斎の弟子でもあり、その縁で北斎は小布施を訪ねています。
小布施の曹洞宗のお寺、岩松院には北斎の天井絵が残されています。

北斎は、4度にわたり小布施を訪れたといいますから、小布施がよほど気に入ったのでしょう。
その理由はお酒にあったのでしょうか。
このお酒であれば、私もお気に入りです。

(注)北斎は下戸であったと言われています。
北斎が鴻山に宛てた書簡に「一杯やり度き段・・・豆腐に卵くらひ之事にて・・」とあり、助手の職人に差入れを無心する手紙と紹介されていますが、真相はどうだったのでしょうか。

 

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