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寄席はねて上野の鐘の夜長哉・・・上野、浅草あたり [東京散策]

落語散歩 005.jpg

地下鉄銀座線稲荷町駅を出て、近くの下谷神社です。
寄席発祥の地と言われています。
寛政10年(1798年)、櫛職人の京屋又三郎は「風流浮世おとし噺」の看板を掲げ、境内で興業を打ったのが寄席の始まりといいます。
三笑亭可楽こと京屋又三郎は、初代のプロ落語家になります。

境内に「寄席発祥之地」と、正岡子規の「寄席はねて上野の鐘の夜長哉」の碑がありました。

落語は「江戸」の時代と地が作り出した文化かもしれません。

司馬遼太郎の「本所深川散歩」も、土地の風と人を描くのに「落語」を引いて話を進めています。
古典落語「文七元結」、「大山詣り」、「永代橋」、「富久」を絡めながら、江戸の風を浮き彫りにします。
落語が江戸に根付いた文化であることが分かります。

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