福井市は、江戸時代の初頭まで北ノ庄と言いました。
そのころの面影を求めて散策をして見たいと思います。
とは言え、福井の町は昭和20年7月に空襲を受けています。
爆撃で市街地の93%が被災しています。
さらに追い打ちをかけたのが、福井大震災です。
昭和23年6月28日のことです。
当時、新聞記者であった司馬遼太郎が震災直後の福井に入っています。
「福井地震当時のこの町は、盛り上げられたマッチ箱を、木の大槌で千度もたたきつぶしたような光景に似ていた。」(街道をゆく「越前の諸道」)と書き残しています。
写真は福井城の北の外堀に設けられていた舎人門です。
もちろん復元です。
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