越後から高円寺に転居。高円寺は家光が鷹狩の休息に立寄り、桃の木の多いのを見て「桃園と称すべし」と言ったとか。その桃園住人が大江戸の風情を求め散歩します。
「やあれ しばらく おん待ち候へ。これは由々しき、おん大事にて候。」家の「毛抜き」の刃先が悪くなったので、毛抜きを買いに人形町に出かけました。目指すは「うぶけや」です。たかが毛抜きですが、居酒屋1回分位の良い値段がします。毛抜き一本、買おうか買うまいか、迷いつつ歩いていると「これは由々しき、おん大事にて候」と弁慶が呼び止めます。「どうせ買うなら一生物を・・」とのご意見のようです。ご意見を尊重し先へ急ぎます。
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