花を求めて、残念散歩(下落合・亀戸) [東京散策]
下落合の薬王院は、牡丹の寺といい、見頃は4月半ばから4月一杯とされています。
一度は訪れてみたいと思い、4月半ばの休日を予定していました。
しかし、急な出張となり、予定した日には熊本滞在中でした。
もしや、まだ咲いているのではと、この連休に出掛けました。
高田馬場駅から徒歩で10分程度の距離にありながら、緑豊かな境内です。
落合台地の斜面に掛け造りの本堂があり、新しい建物ながら風格があります。
残念ながら、牡丹は終わっていました。
ただ一輪、咲き残ったボタンをカメラに収め、退散します。
山門の扉に彫られた牡丹は満開でした。
亀戸天神の藤は江戸時代からの名所となっています。
江戸名所図絵(天保5年~7年)の境内の俯瞰図には池の周りに藤棚らしきものが描かれています。
しかし、こちらも盛りを過ぎていました。
その藤棚に人が群がっているのです。
そのため、思う構図の写真を撮ることも出来ませんでした。
「太鼓橋を背景に、大きく下がる藤の花、一枝」、広重描くところの「亀戸天神境内」(江戸名所百景)みないたな構図を意識していたのですが、・・・。
コメント 0