大宮八幡宮

夏の散歩は緑の多い寺院や神社の境内がいちばんです。
木々を通り抜けて境内を渡る風が心地よいからです。

大宮八幡宮まで散歩しました。
八幡宮の北門と和田掘公園の間、森に囲まれて弓道場がありました。
静けさの中で弓を射る所作を見ていると、すがすがしい気持ちとなります。

大宮八幡宮の祭神は応神天皇です。
鎮守府将軍源頼義が石清水八幡宮から八幡神を分祀したのが始まりと言いますから、９５０年を超える歴史があります。
自宅から３ｋｍ程度の近く、このような大きな神社があるとは知りませんでした。

正月の行事に除魔神事として「蟇目の義、大的式」が行われるそうです。
蟇目の義とは、蟇目鏑を射る行事です。
鏑矢がヒューと飛ぶ音が魔除けとなると信じられています。
境内に弓道場があるのも頷けますし、さすが武神を祀る神社とも思いました。

社殿も立派な造りです。
巫女さんも美人でした。

境内の北側は和田堀公園となっています。
木が生い茂る善福寺川に沿って遊歩道が見えます。
お昼時が近付いていましたので、またの機会の散歩コースに残して引き揚げました。

帰りみち、弓道場を覗いたところ、先ほど弓を引いていた凛としたお姉さんの姿は見えませんでした。