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大阪の通りと筋、そして食べたもの [只今出張中]

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滞在3日目の朝は大阪城まで散策しました。
大阪城内には「大阪の陣400年」の幟が林立していました。
「もういっぺんやったろ、大阪の陣」なのでしょうか。
暑い日が続く道理です。

冗談はともかく、本丸広場はラジオ体操をする人たちでいっぱいでした。
見渡す限りの高齢者の集団で、「日本の人口構成(年齢別)」を絵に描いたような光景でした。
みなさん元気です。

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大阪城は市街の東、上町台地上にあります。
御堂筋と本町通りが交差する辺りから本町通りを東に向かうと大阪城に行きあたります。
途中、東横堀川を越えると道は登り坂となりました。
緩やかな傾斜の道でしたが、暑い日には堪えられません。
しかし、大阪城が台地の上に立地していることが実感できました。

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大阪の町は、お城のある上町台地と大阪湾に挟まれた沖積平野に広がる街であることを今回知りました。
ところで、大阪では東西方向の道を「通り」、南北の道を「筋」と呼ぶことも初めて知ったことです。
今、歩いている本町通りは西の御堂筋から大阪城へ向かい東西に走っています。
南北の道は御堂筋、心斎橋筋などと呼ばれます。
「通り」は往来を指し、「筋」は字義通り「細長く続く線のようなもの」と解すれば、メインストリートは東西の街路となります。
現在は御堂筋に象徴されるように、南北に主要幹線道路が走っていますが、
大阪の町は商都といわれつつも、お城を起点に町づくりが行われた城下町であるという訳です。

大阪城と東横堀川の間に谷町筋がありますが、谷町筋一帯「内町」といい豊臣時代からの城下となります。
「本町」の町名も東横堀を越えると「内本町」に変わります。
曾根崎心中の徳兵衛は、内本町の醤油屋の手代です。
マンション名の表示で、ああここらあたりに平野屋があったのかと気付きました。

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現在の御堂筋です。
道幅は広く、この広い通りが南方向への一方通行となっています。

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夜は心斎橋筋のお好み焼き屋で一杯を楽しみました。
大阪のお好み焼はふっくらとしていて口当たりがよく、おいしいですね。

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初体験の「豚平焼」です。
「とんぺいやき」と読みます。
豚バラを玉子でとじたオムレツ状の食べ物と表現したらよいでしょうか。

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そして焼きそばです。
「大阪の人は、これにご飯を付けて食べるんだよね」などと同行者と会話がはずみます。

翌日、昼食に入った店で「焼きそば定食」のメニューを見て、思わず笑っていましました。

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