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小樽で食べたもの/食べなかったもの(小樽の街) [東京以外散策]

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小樽の都通で見かけた店です。
「小樽一おいしい!西川のぱんじゅう」って書いてあります。
「ぱんじゅう」ってなんでしょうか。

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散策途中に雨宿りした小樽運河ターミナルにも「ぱんじゅう」がありました。
雨上がりを待って試してみます。
コーヒーとぱんじゅうのセットです。

材料は今川焼と同じ、形は釣鐘のような形をしています。
皮が薄く、カリカリに焼き上げてあります。
中は餡がぎっしりです。
写真のぱんじゅうの中身は漉し餡、餅餡、塩キャラメルです。

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お昼どきになり、お腹も空きました。
小樽には寿司屋が多いのです。
寿司屋が並ぶ「寿司屋通り」という通りもあります。

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店頭で見かけたサンプルが気をそそります。
しかし、迷いました。
小樽は寿司の街ですが、あんかけ焼きそばも小樽の名物です。
観光案内所には「小樽あんかけ焼きそば」というパンフレットが置いてあります。
パンフレットに載っているあんかけ焼きそばの店、その数、27店舗。
こちらも気になります。

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迷った上での選択です。
寿司は全国どこでもあります。・・・・あんかけ焼きそばも同じか。
とにかくあんかけ焼きそばにしました。
具材やあんの味付けは店ごとの工夫があるようです。
都通りの「めんこい亭」のあんかけ焼きそばです。
皿からあふれんばかりのボリュームに満足しました。
このボリュームにコーヒーが付いて800円に感動します。

メニューには焼きそばと書いてありました。
焼きそばと言えばあんかけ焼きそばを指すのが小樽のスタンダードのようです。

このような経過で小樽の寿司は食べられませんでした。
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博物館で見たニシン漁を描いた屏風です。
3月から5月にかけては、小樽の海岸線にニシンの大群が押し寄せました、昔の話です。
定置網を仕掛け、ニシンをすくい上げます。
多くの人が息を合わせて作業を行います。
その時の掛け声として歌われたのが「沖揚げ音頭」(ソーラン節)です。

「小樽街並み今・昔」(北海道新聞社編)という写真集があります。
ニシン漁の時期の街の様子が書かれています。
『小樽に最後の群来(くき)があったのは、昭和29年の春だった。町はいっぺんにニシンくさくなった。
張碓、銭函に列車が停まると、待避線に生ニシンを満載した貨車がつながっており、猛烈な匂いに乗客は息をつめた。
町で「ニシンはいらねか」と浜の姐さんがリヤカーを引いてくる。勤め人の奥さんも、職人のかみさんも「赤目は生きが悪い」なんていいながら、晩のおかずに買ったほか、軒先、物干し場に吊って身欠きニシンにした。これで路地の奥までニシンくさくなった。』

身欠きニシンを載せたニシンそばも、数の子も私の好物です。
今はちょうどニシン漁の時期にあたりますが、現在の小樽にニシンの姿も、においもありませんでした。

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