節分祭/花園神社 [東京散策]
花園神社の節分祭を見に行ってきました。
新宿駅方面から進むと花園神社はゴールデン街の向こうになります。
ゴールデン街を抜けると花園神社社殿の裏に出ます。
別に神社の裏から入る必要はないのですが、
地図上の位置関係を明らかにするためこのような導入になりました。
新宿ゴールデン街と言えば半村良の名前を思い浮かべます。
「雨やどり」、「新宿馬鹿物語」などの小説のタイトルを思い出します。
さて、花園神社ですが、豆まきの開始は午後3時からです。
午後2時をまわったころから、人が集まり始めました。
本殿の中では何やらお祓いらしきことが行われているようです。
一般参拝者は、境内でしばし待つことになります。
午後3時、社殿から年男、年女の一団が出てくると、鬼も登場します。
年男たちが投げる豆に追われて鬼が退散するとおなじみのセレモニーが執り行われました。
スピーカーを通じて流れてくる鬼の呻き声がなんとも生々しく聞こえます。
鬼が退散すると、大黒さまなどの登場となります。
「福がうちに入る」場面なのでしょう。
この寸劇のあと年男、年女が境内を回り、福豆を参拝者に配布することになります。
写真が福豆と、有難く授かりました「福袋」です。
福袋まで戴けるとは思いもしませんでした。
節分は、立春(季節の始まり)の日の前を言います。
季節の変わり目には邪気が生じるといわれ、その悪霊払いが行われます。
仏教では節分会、神社では節分祭ということを知りました。
今日が節分ということは明日から春なのですね。
ところで花園神社ですが、今の社地が尾張徳川家下屋敷のお花畑の跡であることから、
花園の名がついたそうです。
次は尾張藩下屋敷跡を巡ってみたいと思います。
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