SSブログ

銀河鉄道の夜(米子) [只今出張中]

DSC_0114.jpg
出張2日目、松江から米子に移動しました。
駅を降りたち、まず目に飛び込んだのが、このモニュメントでした。
米子は山陰本線、伯備線、境線の通る鉄道の町です。
しかし銀河鉄道999を彷彿とさせるこのモニュメントは、なんとも意味不明で唐突な感じです。
その巨大さはインパクトがあり記憶に残るのは確かです。
米子、最初の2日間は駅前のホテルの窓から毎日眺めました。
 
【注】山陰鉄道発祥の地と宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を掛け合わたモニュメントらしいのですが、
掛け合わせた結果が松本零士の「銀河鉄道999」風となるところが意味不明です。  
DSC_0124.jpg
市内のホテルの確保が難しく、やむを得ず皆生温泉に宿泊することになりました。
「海に湯が湧くよなごの皆生 波の音さえ寝てて聞く」
皆生小唄の一節ですが、弓ヶ浜沿いにある皆生温泉を良く表現している文句です。
湯は塩ぽっい味がしました。
最終日は風が強い日で、一晩海鳴りの音を聞いて眠りました。
 DSC_0117.jpg
部屋の窓から遠く島根半島が臨めます。
弓ヶ浜は日本の白砂青松100選の一つです。 
滞在中は曇天の日が多く残念でしたが、晴天であれば素晴らしい景色だろうと思います。
松江米子 053.jpg
ホテルの庭越しに浜辺に出られます。
保養には適当な環境ですが、生憎仕事があるので早朝に部屋を出て、夜遅く帰る日々でした。
温泉だけはしっかり浸かりましたが、
コンビニ弁当の毎日で、美味しいものも食べられず、
皆生小唄を歌ってくれる芸者さんにも縁がありませんでした。
ちょっとさびしい皆生温泉滞在でした。
「海へ出てみりゃただしょんぼりと 隠岐はいとしや 波の中・・・・」(皆生小唄) 
松江米子 059.jpg
あっと言う間に1週間が経過、米子空港から帰途に就きます。
お見送りはゲゲゲの鬼太郎でした。
「米子鬼太郎空港」というのだそうです。
 
自衛隊との共用空港で、滑走路の彼方に輸送機が並んでいる姿を見ました。
戦時中は海軍の美保航空隊が駐屯していました。
終戦直後には、ここから海軍機が飛び立ち松江上空で継戦を訴えるビラが撒かれ、
島根県知事暗殺未遂、県庁焼き討ちなど皇国義勇軍の武装蜂起が企てられました。
 
いまは平和な空港となっています。
土産を買いこみ、食堂に入り大山どりの天ぷらで地ビールをあおった上で、機上の人となったのであります。 

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。