宮崎から浜松へ

今年最後の出張になりました。
最初は第一ターミナルと第二ターミナル、どちらに行けばいいか広い空港をうろうろする初心者でしたが、羽田空港にも少しは慣れました。
出発前に展望デッキに出る余裕も出来てきました。

今回は宮崎へ、そして中部国際空港経由で浜松へ行きます。
今年最後の出張に出かけます。

宮崎の道路には棕櫚の木が植えられて南国らしさを醸し出しています。
空も明らみ出した時刻、早朝の散歩に出ました。

宮崎神宮です。
祭神は神武天皇です。
ここは東征の前に神武天皇が住んでいた所なのだそうです。
いかにも神話の国にふさわしい話です。

社地は広大で厳かな気持ちになります。

宮崎で食べたハンバーグです。
宮崎駅にある「平家の郷」という店です。
目の前で仕上焼をしてくれるのですが、ハンバーグで「レアにしますか、ミディアムにしますか」と焼き方を聞かれたのは初めての経験でした。
もちろん美味しかったです。
ハンバーグの鉄板プレートの左端にのぞく「極み」の文字が今回の旅のキーワードです。
次は浜松へ飛びます。

浜松での早朝散歩は浜松城です。
浜松城公園ではまだ紅葉を見ることができました。

浜松城は出世城と呼ばれます。
家康築城のお城ですが、その後の城主は譜代などが当てられ、歴代22人の城主の多くは老中など幕閣の主要ポストに就いています。
水野忠邦は肥前唐津藩でしたが、浜松藩主を執拗に望み、運動し、ついに浜松城主になりました。
その後老中として「天保の改革」を行うことになるのはご存じの通りです。
出世城と呼ばれる所以です。

水野家はその後、天保の改革の失敗の責めを受け、７万石から５万石に減封の上、山形へ転封されましたが、一度は幕閣の頂点を「極め」たのですから、やはり出世城でしょう。