金沢の休日(その2) [東京以外散策]
ひがし茶屋町、主計町を散策した後、兼六園を訪ねます。
やはり金沢観光では外せないスポットでしょう。
庭にはさほどの興味はないのですが、一応見ておきます。
この日は、無料開放日で、得した気分に浸れました。
兼六園との命名は宏大・幽邃・人力・蒼古・水泉・眺望の六つを兼ね備える名園に由来します。
写真は宏大を表す景観、霞が池です。
次は金沢城です。
兼六園を出て、石川門から城内に入りました。
三の丸広場から眺めた二の丸の五十間長屋と菱櫓です。
さすが百万石の城郭です、壮大な造りです。
なまこ塀の所々に設けられた出窓の造りも重厚なものです。
出窓の下は、石落としとなっています。
五十間長屋の2階から鶴の丸を見た景観です。
屋根が白っぽく見えるのは、屋根が鉛で葺かれているためです。
瓦屋根風につくった木組みを鉛の板で包んであるそうです。
籠城時の鉄砲の弾の材料にするとも、木造の瓦を鉛で包んで軽量化を図ったとも、諸説あります。
二の丸広場を横切り、いもり坂口から香林坊を抜け、長町の武家屋敷街を歩いてみました。
用水に沿って、土塀に囲まれた屋敷が連なります。
江戸期そのままの雰囲気の屋敷町が残っているのは城下町として立派なものであります。
観光客さえいなければ閑静な住宅街なのでしょう。
自分のことは棚上げにして、住民の気持ちを思いやります。
このあと、近江町市場をうろついて、金沢駅へ向かいました。
ひょっとしたら、店舗の数では京都の錦市場を凌ぐかもしれません。
むしょうに魚を食べたくなり、金沢駅構内で回転すしをつまんで、富山へ帰りました。
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