甲州街道を歩く [東京散策]
JR新宿駅の南口を出て、甲州街道を西に向かって歩いています。
甲州街道は五街道のひとつと言われながら、ここを参勤交代に利用したのは、信州高遠藩、高島藩、飯田藩のわずか三藩です。
江戸城陥落の際、将軍の甲府への避難経路として整備されたという説もあります。
江戸城陥落の際、将軍の甲府への避難経路として整備されたという説もあります。
四谷から大久保にかけて数多くの鉄砲組(注)の配置、八王子の千人同心などの存在を考えると頷ける話です。
この話を前提とすると、五街道のひとつとして重要視されたこともわかります。
この話を前提とすると、五街道のひとつとして重要視されたこともわかります。
そして前回の東京オリンピックのマラソンコースでした。
1964年10月21日、この道路をアベベが走り、円谷が駆け抜けたのです。
1964年10月21日、この道路をアベベが走り、円谷が駆け抜けたのです。
国立競技場をスタートし、明治通りから甲州街道に入り、調布市で折り返すコースでした。
その日、人波で埋まったであろう沿道を歩いています。
(注)クリックで鉄砲隊の話に
(注)クリックで鉄砲隊の話に
式について考える(安房・上総散歩) [東京以外散策]
「天気晴朗なれど、波高し」
この間の土日、会社の同期会を木更津のホテルで行うとのことで、房総半島まで出掛けました。
寒気が日本列島を覆い降雪の予報もある中で、海辺のホテルでの宴会とは物好きなことです。
海面に浮き立つ白波が風の強さを教えてくれます。
九州、西日本の天候はさて置き、関東は晴天ながら、寒さと風の強さに散歩人は辟易です。
・・・で、「天気晴朗なれど、波高し」で始めました。
早稲田ラーメン紀行 [東京散策]
東京のガイドブックを眺めていたら「やまぐち」というラーメン屋が美味いと紹介されていました。
写真に写ったラーメンの澄んだスープが魅力的です。
お昼はここにしようと決めて出掛けました。
「やまぐち」は西早稲田2丁目にあるので、高田馬場と早稲田駅の中間地点にあたります。
地下鉄の早稲田駅を出て、早稲田通りを西に向かうと穴八幡神社があります。
地下鉄の早稲田駅を出て、早稲田通りを西に向かうと穴八幡神社があります。
鳥居の外から、「味に、はずれはありませんように」と祈って先を急ぎます。
市ケ谷の地下散歩 [東京散策]
JR市ケ谷駅付近の空を飛んでいます。
外堀を横切る市ヶ谷橋の左にはフィッシュセンターの釣り堀が見えます。
橋の下にはJR市ケ谷駅のホームがあります。
橋を渡って左折する広い通りが靖国通りです。
橋を渡って左折する広い通りが靖国通りです。
JRはホームが一面だけで、中央緩行線のみが停車する駅です。
JRだけでは一日の乗車人員は6万人程度なのですが、地下には三本の地下鉄が通っており、
市ヶ谷全体での乗降客は相当な人数になると思われます。
靖国通の下を走ってきた都営新宿線は、写真中央部の外堀の下を横断し神田方面に向かっています。
外堀の真下には有楽町線が通っています。
外堀の真下には有楽町線が通っています。
そして、外堀の手前、外堀通の地下は南北線です。
夫々の路線の市ヶ谷駅のホームとそれらを繋ぐ連絡通路からなる一大地下空間が、水を湛えた外堀の下に広がっているのです。
それでは、地下へ潜ってみましょう。