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行く末は誰が肌ふれん紅の花(山形) [只今出張中]

山形ほか 033.jpg
福島駅で分岐した新幹線が米沢に向かうと、紅色に染まった山々に囲まれて列車は進みます。
やがて米沢に近づくと、点在する農家の庭には柿の木が見られます。
色付いた柿の実が、さらに秋を感じさせます。
懐かしい日本の農村風景が展開する旅程を楽しみました。

そして今、山形の十日町通りを歩いています。
江戸期、紅花は山形の特産品でした。
紅花は染料に、また口紅の材料として使われました。
それで芭蕉も山形に来て、
「行く末は誰が肌ふれん紅の花」
と艶っぽい句を詠んでいます。
 
江戸時代、山形城下の七日町、十日町には紅花の市が立ったそうです。
写真の蔵造りは、そんな紅花商人長谷川家の建物です。
 

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