SSブログ

新選組の京都を歩く [東京以外散策]

京都 201.jpg

四条通りから北へ木屋町通りに入り、高瀬川沿いに歩いています。
四条通り寄りから古高俊太郎寓居跡、本間誠一郎暗殺現場、土佐藩邸跡、坂本竜馬が海援隊を置いた酢屋、三条通りに出ると池田屋と続きます。
幕末の京都を濃縮したような一角となっています。

「わしは月代が人目につくのを恐れて頭巾を冠り、高瀬川の流れに沿うた木屋町の通りを歩んでおった。時刻は五つごろ、夜更けというには早いが、あの時分の京はともかく物騒であったから、日が昏れればいつも夜更けのようであったな。川端の枯柳が、乾いた媼の髪のごとくに騒いでおったさまが瞼に残る。」
竜馬暗殺は見廻組の犯行とされていますが、浅田次郎の「一刀斎夢録」では新選組の斉藤一を実行犯として描いています。
この先、土佐藩邸から左に入り河原町通りの向かい側に竜馬暗殺の現場近江屋があります。
慶応3年(1867年)11月15日のことです。
今、斉藤一の気分で木屋町通りを歩いています。

続きを読む


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。