2016年初詣 [東京散策]
熊野古道を歩いた友人から頂いたお酒です。
青く広がる海に昇る朝日、名付けて「太平洋」
「神々の国熊野」の文字も躍っています。
「正月用に」と、とって置いたお酒を頂きました。
これで、初詣気分となることが出来ました。
勢い付けて出かけます。
出かけた先は、徳川家の菩提寺、増上寺です。
浄土宗は我が家の宗旨でもあります。
昨年は小雪が舞う天気でしたが、今年は快晴に恵まれました。
良い気分で参道を辿ります。(お酒の所為ではありません)
三門の脇には「初詣」の大きな文字が掲げられています。
本堂の背景に広がる青空、聳える東京タワー。
参拝の行列に並び眺めた景色です。
行列は遅々として進みません。
行列は遅々として進みません。
振り返ると三門に向けて行列が繋がっています。
進まない行列にいらだつ心が、多少の優越感で、少し静まります。
ここでは、徳川家康の念持仏黒本尊にお参りをしました。
二軒目は神田明神です。
平将門が祭神、江戸の総鎮守です。
やはりお詣りをしておくべきでしょう。
家康も関ヶ原の前には戦勝祈願をしたとか。
ここは大鳥居から本殿までの間に並ぶ露店が楽しみです。
ただし、今年は靖国通りの洋菓子屋「ゴンドラ」(注)で買った、パウンドケーキを頬張りながら歩きました。
献納の酒樽を眺めるのも楽しみです。
静岡の酒「花の舞」の派手な意匠が目を引きました。
このお酒も、年末に旅のお土産として頂き、堪能しました。
この後、九段の坂の途中にある築土神社(祭神は将門)へお詣りし、
仕上げは神楽坂上の、赤城神社を参拝しました。
赤城神社再生プロジェクトによるモダーンな社殿は一見の価値があるかもしれません。
境内には蛍雪天神、出世稲荷が祀られています。
蛍雪は旺文社の寄付による社殿再興から名付けられたそうです。
出世稲荷には、何故か徳川家康も合祀されていました。
(注)「しっとりとしていて粉っぽくなく、飲み物がなくてもおいしく食べられるのが、ゴンドラのパウンドケーキ。」(東京五つ星の手みやげ:岸朝子)と書かれている通りの味わいです。
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