出歩きて無用の用や年の暮れ [東京散策]
中野サンロードの飾りつけもクリスマスが終わった途端、新年のディスプレーに変身していました。
早くも2016年の表示となっています。
世間では・・・、年の瀬も押し詰まっていることを改めて認識しました。
「数ふれば年の残りもなかりけり老いぬるばかりかなしきはなし」(新古今集)
この人と言えば恋歌が思い浮かぶ和泉式部にしては随分と、しおらしい歌です。
多彩な恋愛遍歴を重ね、藤原道長に「浮かれ女」とまで言わせた和泉式部です。
それなりの美貌だったのでしょう。
それだけに老いによる美貌の衰えを厭う気持ちがよく表れています。
サンロードの突き当り、ブロードウエイまで来ました。
正月風の幔幕にブロードウエイは50周年と書かれています。
という事は1966年(昭和41年)の開業なのですね。
ブロードウエイセンターは開業から半世紀が経過しているのだと感心します。
感心ついでに中に入ります。
ブロードウエイセンターは開業から半世紀が経過しているのだと感心します。
感心ついでに中に入ります。
周辺の商店では、店頭に正月用品を並べ、「準備万端?」と「無用の用」の人を圧迫します。
「無用の用」の人は、行き場をなくして仕方なく帰路に着きました。
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