大津から琵琶湖線で移動し京都駅に到着すると、駅には祇園囃子が響いていました。
「そうか、間もなく祇園祭が始まるのだ。」
足を停めて祇園囃子の演奏に見とれました。
この演奏会で、あのコンチキチンの祇園囃子には、いくつもの曲があることを知りました。
クライマックスの山鉾巡行はまだ先ですが、
徐々に盛り上がっているようです。
ハタと気付きました。
「そうか、町へ出れば山鉾が見られるかもしれない」
暑さ凌ぎのビールジョッキ片手にゆっくりお昼でも、というスケジュールはこの瞬間に吹き飛んだのです。
地下鉄烏丸線の四条駅で下車し、地上に出ると四条通りのあちこちで鉾の組立て作業が行われています。
初めて見る光景です。
10日から鉾建て、12日からは山建て、と祇園祭のHPには紹介されており、
ちょうど鉾建ての真っ最中です。
こんな光景を見ているとワクワクしてきますね。
木の部材を組み合わせて造られる山鉾は、縄で締められています。
釘などは使われません。
ご覧ください、美しく、頑丈そうでありませんか。
鉾は8階建のビル位の高さがあります。
見上げるような高さ、文字通り顎を上げて見上げてしまいます。
この鉾が街中を練る、山鉾巡行を一度は見たいものでね。
帰りの列車の時間が迫っています。
後ろ髪が引かれる思いで四条通りを後にしました。
「こんどは山鉾巡行を見に来るぞ」と心に誓いながら。
2015-07-12 17:30
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