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深大寺参り [東京散策]

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深大寺に参詣に行こう、歩いて・・・、と突然、思いたちました。
江戸人は皆、徒歩で寺社参拝をしていました。
今の我々は、車または電車、バスで乗り付けるという不遜な参詣をを当たり前のように思っています。
それで、いいのでしょうか。
神や仏は喜んでくれるのでしょうか。
神前や仏前にたどり着くまで、三蔵法師ほどでなくとも、それなりの苦労が必要なのではないのか。

深大寺 002.jpg
 
我が住まい桃園から深大寺までのルートは、青梅街道、五日市街道、人見街道を経由することになります。
環七を過ぎて、青梅街道から分岐して五日市街道をしばらく歩むと、善福寺川を越えます。
厄介な、テーマを思いついたものです。

深大寺 008.jpg
五日市街道から人見街道への途路で神田川を渡ります。
まだ道半ばには至りません。
ここらあたりまで来ますと、道沿いに地蔵や道祖神が見られ、心は近世の寺社詣でに、タイムスリップしています。
無遠慮に走り抜ける車に現実に引き戻されますが・・・。
 
深大寺 011.jpg
人見街道の途中、玉川上水の流れを渡りました。
はるばる来たよ、という気分になっています。
太陽は中天にかかりはじめ、気温が高くなって来ました。
目的地までの距離が気にかかります。
 
深大寺 030.jpg
杉並区、三鷹市、調布市と、歩き続けて、よれよれの状態で到着した深大寺です。
境内の木陰の涼味に、有難味を感じます。

重い足取りで階の下に進み参拝をします。
この苦労が、信心の篤さの表れなのです。
バスや車で乗り付けた輩との違いなのです。
だから、堂々とお願いしました。
「次回の宝くじ、よろしく」

深大寺 021.jpg

歩き通した空腹と喉の渇きを癒すのに、蕎麦で物足りず。
吉祥寺へバスで直行、駅前の老舗居酒屋「いせや」で、
ビールで喉を潤し、焼き鳥で腹を満たしました。
せっかくですから、蕎麦屋ののれんだけは撮影しましたが。
 

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