中央大橋

 

東京駅の八重洲口から東に向かって伸びる通り、

「八重洲通」をどんどん歩くと中央大橋に辿りつきます。
中央部の橋脚には彫像が置かれ、日本離れした景観です。

以前に「中央大橋から周辺の景色を楽しんだら」と人から薦められたのですが、機会がなくようやく歩いてみました。

隅田川の対岸には、高層ビルが立ち並んでいます。

橋の向こうの高層ビル群というのは、いかにもアメリカ映画に出てきそうな絵です。
オリバー・ストーン監督の映画「ウオール街」にも、
マンハッタン島の高層ビル群の景色が出てきたような気がします。

映画「ウオール街」が公開された１９８０年代にはまだ佃島は真平らの島でした。
そのころは、日本にこのような風景が出現するとは想像もしていませんでした。

中央大橋は、フランスのデザイン会社の設計によるものなのだそうです。
そして先程の彫像も、パリ市から送られたものなのです。
隅田川はセーヌ川と友好河川となっているのです。
佃島はセーヌ川におけるシテ島に相当するのでしょうか。

構造は塔から張られたワイヤーで橋桁を吊る斜張橋ですが、
ワイヤーを張る主塔は兜をイメージした意匠なのだそうです。
言われてみればそのような気もします。

ここの景色は、夕方から夜のほうが良いのかもしれません。
橋の主塔をライトアップする照明もしっかり橋に取り付けてありました。

橋を２往復して、八重洲通りを辿りなおします。
晴れて良い天気でしたが、橋の上は風が強く、寒さがこたえました。

日本橋コレドの裏、「ますたに」のラーメンで身体を温めました。

ウォール街 [Blu-ray]

• 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
• メディア: Blu-ray

ウォール・ストリート [DVD]

• 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
• メディア: DVD