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松竹梅(年の瀬散歩) [東京散策]

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今年も平穏な年であったことを感謝し、年の瀬の街歩きをしました。
近所で、さっそく南天を見つけました。
南天は縁起のよい木といわれ、家の鬼門の植えられます。
散歩のテーマを縁起に求めて「松竹梅散歩」と決めました。
松竹梅を探して歩きます。

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新井薬師の門前です。
正式名称は新井山「梅照院」となります。
さっそく、松竹梅の梅に行き当たりました。
松竹梅は松、竹は冬も緑を保つ、梅は冬に花咲くということでめでたいことの象徴と言われますが、
「めでたさ」に等級があるようで、松竹梅は、松=特上、竹=上、梅=並のイメージですね。

初詣準備中の境内を通り抜け参拝しました。
次は「上」を目指します。

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竹はスーパーのお酒売り場にありました。
ニッカのモルトウイスキー「竹鶴」です。
言うまでもなく、今話題のお酒です。
文句なく、「上」ですね。

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ビンの裏ラベルのうんちくを読みながら、「竹」(=上)を味わいました。

ニッカといえば、余市の醸造所が有名ですが、仙台市にも醸造所があります。
仙台勤務時代に見学にいったことがあります。
ここのモルトウイスキーが宮城峡と名付けられて売られています。
余市のピュアモルトの名は「余市」です。
当時は、余市のモルトを指してハイランド、宮城峡のモルトを指してローランドと言っていました。
両方のモルトウイスキーを混ぜるのをバッティングというんだそうです。
シングルモルトにグレンウイスキーを混ぜた物をブレンデッドウイスキーと言い、普段よく飲んでいるものです。
醸造所の風土、気候を味わうにはモルトウイスキーに尽きます。
当時仕入れた薀蓄を垂れながら、大晦日の夜は暮れて行きます。

松はどうしたかって?
松は、新年を待っている今の心持ちです。
ゆっくりと新しい年を待つのは、特上(=松)です。


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