ねぶた運行を見る(中野) [東京散策]
10月25日・26日は「東北復興大祭典なかの」が開催されています。
飾ってある「ねぶた」は何度も見ているのですが、ねぶた運行を未だ見たことはないのです。
昨年は悪天候で見る事はかなわず、満を持して中野北口へ出かけました。
運行は、四季の森公園北側道路、午後6時スタートです。
道路沿いでカメラを構えて待機することしばし、午後6時過ぎ、運行が始まりました。
暗闇の中をお囃子にのって近づいてくる「ねぶた」、幻想的な光景です。
「らっせー、らっせー」の掛け声で跳ね回る跳人(はねと)。
身に着けた鈴の音が響きます。
この後、中野駅北口広場などのグルメブースを覗いて見ました。
写真は「こけしとうろう」です。
会場で買い求めたイカメンチを肴に、「お、これは安い」などと言って買ってきたお酒(注)で一杯やって、いい気分です。
身に着けた鈴の音が響きます。
「ねぶた」とは、「ねぶたい」に起因し、睡魔を追い払い、神の災禍を避ける意味があるのだそうです。
神の来臨するお盆の夜に眠ってはいけないという信仰に基づいています。(注)
盆踊りを徹夜で踊る風習は各地に存在しており、昔は一般的な信仰であったのでは、と想像します。
何か、庚申信仰にも通じるものがありますね。
神の来臨するお盆の夜に眠ってはいけないという信仰に基づいています。(注)
盆踊りを徹夜で踊る風習は各地に存在しており、昔は一般的な信仰であったのでは、と想像します。
何か、庚申信仰にも通じるものがありますね。
確かに飛び跳ね、踊り狂えば、睡魔も吹き飛ぶでしょう。
(注)池田弥三郎は「日本故事物語」の内、「話は庚申の晩」の項で、庚申講の他、日待ち、月待ちの風習を紹介するなかで、ねぶたについて次のように記している。
(注)池田弥三郎は「日本故事物語」の内、「話は庚申の晩」の項で、庚申講の他、日待ち、月待ちの風習を紹介するなかで、ねぶたについて次のように記している。
『津軽地方の名物として知られている「ねぶた流し」の行事も、盆と言う大きな祭へのものいみの時期であり、ねぶた流れよ。豆(まめ=健康)の葉よとまれ。の歌でわかるように、眠気を去ることを大切に考えていた。』
以前は町内で素人制作されていたねぶたも専門家が携わるようになり、その専門家をねぶた師と呼ぶそうです。
専門家集団では、どの世界でも同じですが、ねぶた師も後継者の育成が課題のようです。
専門家集団では、どの世界でも同じですが、ねぶた師も後継者の育成が課題のようです。
アベノミクス成長戦略「女性の輝く日本」の所為ではないでしょうが、
最近では、女性のねぶた師も出ているそうです。
男の存在感が徐々に薄れてきているようです。
近頃の世の中と同様です。
この後、中野駅北口広場などのグルメブースを覗いて見ました。
写真は「こけしとうろう」です。
会場で買い求めたイカメンチを肴に、「お、これは安い」などと言って買ってきたお酒(注)で一杯やって、いい気分です。
(注)奥入瀬の桃川酒造、季節限定ひやおろしです。
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