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ルーツは甲府のそば店に [只今出張中]

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今週は、山梨に行っていました。
紅葉が始まった木々の先に、南アルプスの山が望めます。
火曜のお昼に到着した日から、雨模様の続いた最後の日に、
晴天の光景を見る事ができました。


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甲府到着はお昼少し前、ホテルに荷物を預け、昼食に出ます。
奥村本店は、ホテル近くの蕎麦屋。
以前から気になっていた店です。
寛文年間創業の甲府最古の蕎麦屋なんだそうです。
そばを食べる気満々でお店に入ったのですが・・・。
 
「ルーツは甲府のそば店に・・・」
メニューと共に、テーブルに乗ったこのようなカードを見てしまったのです。

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・・・で、つい注文してしまいました。
出てきたのが、これです。

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丼の蓋を、とった絵がこれです。
そう、かつ丼です。

店のうんちくに曰く。
明治のころ、第14代の店主が、東京か横浜で食べたカツレツを食べ、これを自分の店で出せないのか、
と考えたのが発祥であるといいます。

レモンをのせたカツの下にはキャベツが敷かれ、なおかつポテトサラダ、トマトの一切れと、パセリも添えてありました。
・・・ん、ん、ん。
頭に浮かんだ疑問。
とんかつを皿に盛り、キャベツ、トマト、ポテトサラダを添え、飯椀と味噌汁を並べれば、単なる「とんかつ定食」では?
何故、どんぶりに盛り込む必要があるのか。 

いえ、いえ、ここが苦心の勘どころでした。
「それでは、皿が2枚で、出前しずらい。だったら、ご飯の上にカツをのせれば」
納得できそうな説明でした。

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ソースに漬けこんだカツではなく、食べる前にソースをカツにかけて食べます。
黒の容器のトンカツソースと、赤い容器のウスターソースが付いてきました。
「とんかつソースの上からさらにウスターソースを少しかけると甘さの中に広がるスパイシーさも楽しめる」
お店のうんちくに素直に従いました。
そして、その通りでした。

寛文年間創業で、のれん分けをした店が十数店あるそうす。
屋号に「奥」の字が付くのが目印だそうですが、
以前ソースかつ丼を食べた甲府駅前の奥藤本店もそうなのでしょうか。
奥藤は最近有名なB級グルメ、鳥もつ煮発祥の店です。

山梨 020.jpg

まだ山梨で、ほうとうも蕎麦も食べていませんが。
山梨の食文化も、富士の裾野のような広がりがありそうです。

最後に・・・、
仕事もきっちり、やっています。



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