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べったら市 [東京散策]

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日本橋本町にある宝田恵比寿神社の「べったら市」を覗いて来ました。
べったら市の起源は、江戸中期と言われています。
10月20日の戎講の御供えなどを売る市が始まりといいます。

現在はビルの谷間で行われる縁日となっていますが、
露店の総数500と言われるほどの賑わいです。

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しかし、人出を見ると、あまり若い人を見かけないのは残念です。
帰宅後、撮った写真を見て、実感しました。

「べったら~、べったら~」と威勢の良い掛け声、
露店の売り子の元気さだけが目立つような気がするのは、私だけでしょうか。

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べったら市の主力商品、べったら漬です。
大根を麦芽糖(アメ)と麹で漬けたのがべったら漬の正体です。
売っている商品が、これでは若者を引き付ける力は少し弱いかも。

私は、買ってきました。
べったら漬の下に、大根菜が見えますが、希望すればサービスで頂けます。

先程、べったら漬、大根菜と共に、一緒に買ってきた佃煮も肴に加え、日本酒で一杯やりました。

「べったりつくぞー、べったりつくぞー」と縄に縛った大根を振り回して、参拝客をからかったのが、
べったら市の語源なのだそうです。
ずいぶん野蛮な話ですが、納得できそうなネーミングで面白いですね。

べったら市他 061.jpg

この後、日本橋の三越まで足を延ばし、店内を少しうろうろしました。
手に下げた袋から、べったら漬の匂いをプンプンさせながら・・・。
多少、ご迷惑であったかもしれませんですが、
縄に縛った大根を振り回さなかっただけでも良しとして、勘弁して欲しいものです。

写真は、三越で開催中の三重県物産展で、お昼代わりに食べた「伊勢うどん」と「手こね寿司」です。


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