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不来方(盛岡)にて [只今出張中]

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不来方のお城の草に寝ころびて
空に吸われし
十五の心

石川啄木の歌です。
不来方(こずかた)は盛岡の古称。
啄木は盛岡中学(現在の盛岡第一高校)に在籍していました。
中学は盛岡城の近くにあり、城跡の草原に寝ころんで、空を見上げた気分を歌っています。
岩手は、四国程の大きさの広い面積を誇る県です。
岩手の大地の上に広がる空の大きさが浮かびあがるような歌ですね。

今週は、盛岡へ出張していました。

新幹線の青森へ向かう「はやぶさ」と秋田行きの「こまち」は、盛岡駅で切り離されます。
上り列車は、ホームに入って待機する「はやぶさ」に、後続する「こまち」がしずしずと近づき連結します。
ホームでは、その連結作業を見ることが出来るのです。
人だかりが出来るのが面白いです。
その最前列で列車にカメラを向けるのも物好きですが。

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盛岡駅前の東屋で、お昼を摂りました。
東屋と言えば、わんこそばのお店として有名ですね。
本店は駅から少し離れています。
仕事を控えておりますので、駅前店で間に合わせました。

盛岡仙台 045.jpg

わんこそばを食べてしまうと、午後から、仕事になりそうにも無いので、鴨せいろで我慢をしました。
もっぱら他のお客が、椀を積み上げるのを眺め、食べた気分に浸ります。

「はい、じゃん、じゃん。」の掛け声と共に、客の椀に蕎麦を投げ込むお姉さん。
掛け声に急かされるように、蕎麦を掻き込むお客さん。 
見ているだけでも、楽しめました。

お姉さんの話では、60杯程度が一人の平均だそうですが、女性で570杯の記録があるそうです。

あ、それから鴨せいろも美味しかったです。
蕎麦もいい蕎麦でしたが、鴨肉も大きく食べ応えがありました。
メニューに載っていたソースかつ丼も気になりましたが、今回はパスしました。
隣の客が食べていた卵でとじたタイプのかつ丼も美味しそうで、気が惹かれました。

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出張期間が、盛岡市内でのイベントと重なり、盛岡に宿が取れませんでした。
やむなく、仙台から盛岡に通うことになりました。

仙台は以前の勤務地です。
一夜、かつての仲間たちと国分町に集う事ができたのは幸いでした。

盛岡仙台 007.jpg

この夜味わった東北の地酒です。
飲んだ銘柄を忘れない様に、記録に取りました。

盛岡仙台 055.jpg

こうして、仙台の夜も更けて行きました。

写真は、一番町の路地です。
仙台勤務当時の事務所が入っていたビルの裏にはこのような世界が広がっていました。
路地を抜けるとソープランドなどがあり、風紀上、好ましい立地条件にありました。


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