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静岡から津へ [只今出張中]

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駿府城の東御門です。
朝の静岡の町を散策しています。
将軍職を秀忠に譲ったのちの家康の居城でした。
城下町であり、東海道の宿場でもありました。
東海道五十三次のうちの19番目、府中宿です。

 

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旧東海道の宿場であった伝馬町辺りには落ち着いた佇まいの一角も見られました。
宝泰寺の門前です。
東海道を江戸に向かう朝鮮通信使一行の宿泊施設にも使われたお寺だそうです。
維新時、東征軍参謀の西郷隆盛と幕府軍精鋭隊頭山岡鉄舟の会談が行われたのは、伝馬町の旅籠です。
江戸に於ける隆盛と勝海舟の会見のプレ会談でした。
海舟と隆盛の会見ですべてが決まったのではなく、このような下交渉があって条件交渉が積み重ねられたのでしょう。
山岡鉄舟は無刀流の剣客であります。
そのような人物と面会した西郷の度胸も大したものですが、その西郷が後日山岡を次のように評しています。
「山岡は命も名も官位も金も要らない始末におえぬ人だ。」

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朝からいきなり夜です。
本通りを歩いています。

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本通り沿いにこんな一角を見つけました。
「青葉おでん街」の看板の奥には間口1間の店毎に赤ちょうちんが並んでいます。
おでんやさんばかりです。
青葉公園のあたりには、ここの他にも「おでん横丁」があと3つあるそうです。
おでん種には串がささり、煮汁は真っ黒なのが静岡おでんの特徴です。

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料亭「浮月楼」です。
門前に「徳川慶喜公屋敷跡」の碑がありました。
明治維新後から1888年までここで謹慎生活を送っています。
・・・と言っても、別に料亭で寝泊まりしていたわけではありません。
ここは駿府代官所の跡なのです。

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夜はマグロと地さかなの店で一杯やりました。
魚も美味しかったですが、〆の桜エビの土鍋ごはんが絶品でした。

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今週は静岡から津へ移動しての仕事でした。
津のホテルの予約が取れませんでしたので、四日市のホテルに宿泊しました。
四日市での朝です。
コンビナートの煙突が、朝焼けの空を背景にシルエットとなっています。
滞在中、四日市から津へ通勤します。
津の町は藤堂藩の城下町ですが、散策する時間はありませんでした。
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