キリンラーメン・・幻のラーメンを食べる

名古屋のスーパーで見つけ、買ってきました。
キリンラーメン６個入りのパッケージの外観です。
愛知県は碧南市の小笠原製粉が作るインスタントラーメンです。
碧南市内で愛されてきましたが、近所の名古屋市でも見かけることの少ないラーメンです。
昭和４０年に製造開始され、地元中心に販売されていましたが、平成７年に製造中止となりました。

近年、根強いファンの声に応え復活を果たしました。
シンプルなパッケージのデザインは昭和の香りがします。

６個入りの袋から取り出した姿です。
６食分を包むパッケージ以上のそっけない姿で、取りつくシマもありません。
質実剛健というか、目に見えないところには金（カネ）を使わない、三河精神を地で行くような姿にすがすがしさを感じます。

完成品です。
よけいなトッピングは避けて、素ラーメンで味わいました。
ドンブリだけは砥部焼の丼にして、まぼろしのラーメンに敬意を表します。

食後の感想：美味かった。
麺はもっちり感があり、スープは変に凝った味ではなく、シンプルで懐かしさを感じる味でした。
最近のインスタントラーメンは即席めんの王道から外れているのではないか、そんな疑問を持ってしまうほどのインパクトがあります。