青森ねぶたを中野で見る [イベント]
中野サンプラザ前でのイベントです。
この土日、東北復興大祭典という催しが行われていました。
会場に飾られた「ねぶた」です。
その大きさは想像以上でした。
これが町中を練り歩く様を想像するだけで、まつりの壮大さをイメージできました。
昔々学生時代、友人がねぶた祭りのことを熱心に話してくれたことがありました。
残念なことに当時の私の東北に関する知識は、平安時代の都人以下でした。
友人の頭の中には写真のような「ねぶた」のイメージが浮かんでいたのでしょう。
しかし私の頭には「寝そべった豚」の映像がよぎっただけでした。
ハネトのカラフルな姿、動きの激しさに、短い東北の夏の夜を惜しみながら楽しむ人の気持ちが感じられます。
ハネトの正装さえしていれば、団体に所属しなくても参加自由なのだそうです。
しかし5分も跳ねていれば息切れしてしまいそうな跳ねようです。
・・・自由参加は難しそう。
細い撥でたたかれる太鼓が高音のリズムを奏で、その音に合わせ跳ねまわるハネトの姿は、アメリカインディアンの踊りにも似ているような気もしました。
インディアンダンスも10分も踊るとへとへとになると言いますしね。
祭りのいわれは種々あるようですが、各地の8月の祭に共通するように先人への鎮魂の意味があるのでしょう。
「らっせー、らっせー」の掛け声は「来世」と言っているのだとの説明に納得感があります。
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